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■館長トピックス Vol.2 2004年4月12日
リニューアルをして、約3週間が経ちました。掲示板など、みなさんの感想を読んだりしていますと、お誉めの言葉があったりして、とてもうれしく思います。励みにもなりますし、いろいろな発想をもらえる貴重な場になっています。メルマガも始まりました。これからも試行錯誤しながら、皆様の期待に応えていきたいと思います。そして何より、私自身がどんどん楽しめるものにしていきたいですね。
それでは、さっそく第2回目です!

ジェイクハウスで今の仕事にたずさわる前は、私にとっての「葉祥明」は「絵を描くおじさん」という認識しかありませんでした。
もっとさかのぼって、10才くらいの時は「東京から来る体の弱い、おもしろいおじさん」でした。
どういうことかと言いますと、年に一度くらい熊本に帰郷するのですが、その時、いつも頭痛がしているらしく、両方のこめかみに、親指の爪ほどの大きさに切った湿布を貼ったり、冷たいアルミの板みたいなものをロボコップの目みたいな感じでSFちっくに、おでこに貼ってたりしていました。
子ども心に「なんでいつもそんなにアタマが痛いの?」と思いつつ、一種独特のその風体をもっと見たいような、見てはいけないような、チラチラと、のぞき見をしていました。
その葉祥明のユニークさと理論的な実行力(他人の目はあまり気にせず、やるべきことを淡々とやること。意味分かります?)は子ども心に感じていました。まあ、一言で言っちゃえば「変わったおじさん」になってしまうんですけどね。

そして、こんなこともありました。地元・熊本の一番大きな※「鶴屋百貨店」で、1階が最後尾で6、7階くらいまで階段にグルグルできた行列の一番先頭に彼がいました。先頭と言っても、もちろん列の先頭ではなく、彼は机に座って、人々が差し出すものに文字を書いているんです。
いま思えばサイン会だったわけなんですが、その出来事は本人も覚えているくらい「あれはすごかった伝説」になっています。
私にとっては、父親の仕事をしている姿は見慣れていましたが、「おじさん」の仕事をしている姿を見たのは、ちょっと気恥ずかしい感じがしたのを覚えています。しかも、並んでいるのはほとんどが女性でしたし…。
(※今度の6月26日には、それこそ数十年ぶりにサイン会が催される予定です。)

と、いうことで、続きは次回ですが、その前に、もう一つ、お付き合い下さい。

第二幕:
♪「ざわわ…、ざわわ…、ざわわ…」♪ のフレーズで始まる「さとうきび畑」の歌。
平和の尊さ、平和への祈りのメッセージが込められてる、沖縄を舞台にした名曲ですが、その歌の作詞・作曲を手がけられた寺島尚彦さんが3月23日にお亡くなりになりました。
その寺島さんからの依頼で葉祥明が絵を描いた絵本「さとうきび畑」ができたのが2002年です。私はそのご縁で、昨年の6月に催された「さとうきび畑原画展&コンサート」のお手伝いをしました。そんな中、打ち合わせも含め、寺島さんと何度となくご一緒し、偉大な作曲家である「先生」との楽しく、親しいお付き合いは、私にとって思い出深い時間になりました。
いつか葉祥明美術館で「さとうきび畑」の原画展とご家族によるコンサートができれば、本当にうれしいことだな、と考えています。
寺島先生、素晴らしい機会を与えてくださったこと、本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。

それでは、今回はここまでです。ご意見、ご感想をおまちしております!
お読みくださり、ありがとうございました。


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