現在開催中の「Children’s World ~子供の情景~」展では、葉祥明の描く子供たちを集めました。葉祥明の著作の多くに、子供たちに焦点を当てたものがあります。
「アジアのこころ」「子どもの心を感じて見ようよ」「じゆうのつばさ」「夢につばさを」・・・etc.その題材のほとんどが、世界各国で大変な生活を強いられている子供たちです。昨年(2006年12月)に出版された「世界の子どもたちに今おきていること」では世界の子供たちの状況を数字で表現し、その大変な実情を知ることが出来ます。
この本の冒頭をご紹介致します。
「子ども時代」とは
のびのびと手足をのばして大きくなり
健康で、勉学や遊びにいそしみ
家族の愛とはげましのなかで
強さと自身をはぐくんで
じょじょに大人としての責任を
になっていく
こわい思いをすることもなく
暴力をふるわれることもなく
虐待や搾取から保護される
そんな時代
「Children’s World ~子供の情景~」展では、そんな「当たり前」の子供たちの情景を集めました。幸せいっぱいに遊ぶ子供たちの風景をご覧下さい。
子供たちを大切に!
そして・・・
自分の中の子供を、いつまでも
忘れないで!
作家からのメッセージです。
■北鎌倉葉祥明美術館企画展 2007年9月29日 (土) ~ 11月30日 (金)
「Children’s World-子どもの情景-」