【秋の風景】9月
北鎌倉葉祥明美術館は「美術館自体が一冊の絵本のよう…」というコンセプトで、画家で詩人のお父さんと優しいお母さん、10歳の女の子リラちゃんと、5歳の男の子クロウドくんが住んでいた設定で各部屋が構成されています。
常設展示全体は葉祥明の「秋」を感じる作品を展示。
クロウドの部屋では絵本『ジョンのふしぎなたび』の原画を展示。犬のジョンの不思議な体験を描いています。「愛」を感じて欲しいと作家からのメッセージが込められています。
リラの部屋では好評のため夏に続き9月末まで詩画集『あなたも詩人』を紹介。詩に魅了された辻信太郎氏(現サンリオ名誉会長)が自身の選んだ詩を独自の視点で解説し、葉祥明が挿絵を描きました。詩を愛する二人のコラボレーション作品、今は手に入れることの出来ない名書です