【春の風景】3月〜5月
北鎌倉葉祥明美術館は「美術館自体が一冊の絵本のよう…」というコンセプトで、画家で詩人のお父さんと優しいお母さん、10歳の女の子リラちゃんと、5歳の男の子クロウドくんが住んでいた設定で各部屋が構成されています。
常設展示全体は葉祥明の「春」を感じる作品を展示。
クロウドの部屋では絵本『森の妖精ティタの旅』の原画を展示。2001年に出版した本作は地球環境平和財団・国連環境計画「地球の森プロジェクト」参加絵本で収益の一部が世界各国の子どもたちによる植樹活動に利用されました。文は国連WAFUNIF親善大使・田中章義氏、大地・地球・宇宙への感謝が綴られています。リラの部屋には住吉慶子氏が書いた詩に葉祥明が絵を添えた『永遠の童心』を紹介します。二つの作品を通して、葉祥明の挿絵作家としての一面をご覧頂けます。