■企画展■ 2021年1/30(土)〜2021/3/26 (金)
10年前、東日本大震災が発生しました。
地震後の火災・津波だけでなく、福島第一原子力発電所の事故へとつながり、連鎖的に大きな被害が引き起こされました。
絵本「あのひのこと」のあとがきでは『どう生きるか』を投げかけています。
『2011年3月11日は、私たちにとって、生涯忘れられない日となりました。被災地のみなさまにとっては、あらゆるものを失うという筆舌を尽くしがたい出来事だったでしょう。大地も人も動物も、そして社会も生活も、深く傷つきました。この苦しみや悲しみをいかにして乗り越え、生き続けるか。しかし、古来より、幾度となく日本列島を襲った大変動、大災害にも耐え、人びとは辛抱強く生きのび、再生してきたのです。——自然を畏れ、敬う心を忘れることなく。少年のおじいちゃんへの思い、そして共に助かった子犬の「うみ」が、みなさまにとっても希望の光となってくれれば幸いです。 葉 祥明』
10年前に起きた大地震。その場所から遠く離れて暮らしていると日常の中で被災地のことを忘れがちになります。しかし、今もなお、避難生活を余儀なくされている方々がたくさんいらっしゃいます。本作が被災地を思い出し、再び心を寄せるきっかけとなれば幸いです。
地震でお亡くなりになられた方々、被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
本展は2020年2/29(土)〜2020年3/27(金)に開催された原画展を再度行うものです。感染症対策で多くの方が外出を自粛する中、ご覧頂く機会が少なく改めて大切なメッセージを伝えたいと思います。
※新型コロナウイルスの感染予防及び拡散防止対策を徹底して参ります。
ご来場の際には、マスクの着用、手指の消毒など、ご協力をお願いします。
お名前、ご連絡先のご記名をお願いする場合もございます。
※会期・イベントの開催については変更・中止になる場合がございます。
ご了承下さい。
<特別イベント1> 作者・葉祥明によるミュージアムトーク & サイン会
【日 時】 2021年2月21日(土) 14:00〜
※要予約 1月23日(土)11:00〜 電話受付開始・先着25名
リモート配信もございます。
【料 金】 入館チケット代のみ
【場 所】 企画展示室
<特別イベント2> リアス・アーク美術館副館長・山内氏が語る
「あのひのこと」被災地の今(リモート配信)
【内 容】 宮城県気仙沼にあるリアス・アーク美術館副館長が自身の被災した体験を
元に、当時の様子や自然災害にどう備えるべきか、どう次世代に伝えてい
けば良いのかを現地の状況をふまえながらお話しいただきます。
【日 時】 2021年3月6日(土) 14:00〜
【料 金】 無料
【場 所】 リモート配信
葉祥明ネットショップよりお申し込み下さい。